| 武蔵関公園は、練馬区の区立公園では最も広い公園である。公園の広さは45,985uあり長細いひょうたん形の19,500uの富士見池と、その池にある人工島1,000u程の大きさの松の島と芦の島のつくる景観がすばらしい。この公園は昭和13年10月に、西武鉄道株式会社、並びに地元武蔵関公園建設協賛会の好意によって所有地約1万4,000坪を公園地として寄付せられて開園しました。武蔵関公園になる以前は富士見池を利用した都市部に住む人々のレジャーを兼ねた若宮園という、この近くにある若宮八幡神社から名前を取って付けられた施設が大正の中頃に造られてあった。武蔵関公園の中心となる、富士見池は、灌漑用の溜め池に用いられた関の溜井と呼ばれる沼であった。現在の富士見池は、ボート乗り場やつりの出来るどんぐり釣り場があるように、レジャー性と、武蔵関公園の東側に沿って流れる石神井川の水があふれたときの雨水調整池の役目を担っている。現在の富士見池の下はコンクリート張りであり、時々、溜まった泥を掻き出して綺麗にするが、もともとは三宝寺池や井の頭公園と同じように自然に湧き出した水で出来た池であった。そのため、一応、湧き水が染み出すようにと、コンクリート池の底のところどころに穴が開いているとのことであるが、公園近隣の住宅化により、池の底の自然水源は枯渇気味である。そのため、水源は傍を流れる石神井川からほとんどまかなっているかというと、石神井川の反対側のに富士見池に水を流し込んでいる土管がある。公園西側の東伏見駅方向が小高くなっており、そこに染み込んだ水が早稲田グラウンドの方から涌き出ておりその自然湧き水を富士見池に引き込んでいる。富士見池の周りには武蔵野の面影を偲ばせる樹林が多く、カルガモ、コゲラ、バン、オナガ、ムクドリ、シジュウカラ、メジロ、オシドリ、ジョウビタキ、ゴイサギ、カイツブリなどの多くの野鳥を観察できる。また、数年前、カワセミが繁殖し評判になったこともある。 |
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